カゲプロキッズ、無事に大人になりました

admin

こんにちは、ナマケモノ子です。好きなコンテンツの感想ブログを見るのが好きなので、私も始めてみます。

第一弾は、カゲロウプロジェクトについてです!

初っ端から同年代以外を置き去りにしていきます笑


懐かしのオタク体験

小学生のころ、私は少しひねくれた逆張り精神を持っていました。

ちょうど音楽に興味を持ち始めた時期、テレビのランキングはAKBとジャニーズで独占状態。いわゆる「AKB商法」が全盛期の頃です。

同級生はミュージックステーションや嵐の番組で盛り上がっていたけど、私はいまいちピンと来ず……。その代わり夢中になったのが ニコニコ動画

ボーカロイド曲や技術系動画を片っ端から漁っていました。典型的なオタクの入り口ですね。

その中でも特にハマったのが 「カゲロウプロジェクト」。

ただの1曲ではなく、物語が曲の中に込められていて、シリーズ全体でストーリーが展開していくのが新鮮でした。

夜咄ディセイブ、夕景イエスタディ……。

新曲がアップされる日はノートパソコンを前にソワソワ。ニコニコ動画に公開される瞬間を待ち構えていたのを今でも鮮明に覚えています。


大人になって気づいたこと

中学・高校に進むと、プリキュアを卒業した子どもが、「プリキュアなんて見てないし!」と恥ずかしがるように、私も「カゲプロなんか好きじゃないし!」と自分を否定するようになりました。

でも、しっかり「メカクシティリロード」は買っていたので、心のどこかではずっと好きだったんだと思います。

そして大人になった今、黒歴史だと思っていたその時期の思い出も含めて、全部が愛おしいコンテンツになりました。

今年の夏も、じんさん・しずさん・わんにゃんぷーさんのラジオ企画や、ボカコレでのチルドレンレコードのリミックスで胸がいっぱいに。懐かしさと同時に「やっぱり好きだったんだ」と再確認できました。

じんさん・しずさん・わんにゃんぷーさんのラジオ企画
煮ル果実さんによるチルドレンレコードのリミックス

多感なんだから、ほっといて!

さらに、思い出すのは「父親がカゲプロについて言及してきたその瞬間がすごく嫌だった」ということ。

おばあちゃんちからの帰り道、国道を走る車内で、「あんたあんな自殺とか仄めかすような曲聞いてばっかじゃいかんよ」と半笑いで一言。

ロスタイムメモリーが公開された直後ぐらいだった記憶。

大人にとってはちょっとしたからかいや心配でも、子供にとっては深く刺さることがあります。

反応が面白くても、それはショックだったり恥ずかしい記憶になってしまう。

今の私には「ちょっかいを出したい大人の気持ち」もわかります。だからこそ、自分の子どもにはそういうことをしないように気をつけたい。これは未来の私への戒めとして書き残しておきたいです。


おわりに

子供のころ夢中になったものは、ただの趣味じゃなくて、幼い私にとっては拡張された「もう一つの世界」でもありました。

オタク気質な私は流行からすぐ置いていかれたり、逸れたりするけど、それでも、自分が大好きだったものはこれからも大事にしていいんだと思います。


あなたにとって「昔は黒歴史だと思っていたけど、今は宝物になった好きなもの」ってありますか?

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