障害者控除とiDeCoで扶養内で稼げる額を増やせる?〜勘違いから学んだ、扶養の壁のリアル〜
閲覧ありがとうございます!妊娠9ヶ月、切迫早産入院→産休コンボで体裁が悪くてすでに職場復帰が憂鬱なナマケモノ子です!
今日は、悠々自適フリーランスの夢(逃避)をどうすれば叶えられるのか、ごちゃごちゃ考えた末の学びをブログにします。
私の勘違いスタート
みなさん、年間支払っている厚生年金と健康保険の額っていくらかご存知でしょうか?
実は年収130万円、40歳未満の既婚女性の場合、厚生年金で120,780円、健康保険料で66,000円を年間払っているんです!
なぜ年収130万円と記載したかというと、年収130万円を超すか越さないかで、大幅に手元に残るお金が変わるからです!
年収130万円を超えると、旦那さんの扶養から外れて、厚生年金、健康保険料を払わないといけません。
個性年金120,780円 + 健康保険料66,000円 = 186,780円
年収130万円以上稼ぐと、単純計算しても1,489,780円以上稼がないと手元に130万円が残らないことになります。
つまり、年収129万円の手取り額≠年収150万円の手取り額 となってしまいます。
…実際に20万円分も働いても手元に残るお金が変わらないなら、働き控えたくなってしまいますよね笑
この基準が所謂「扶養の壁」と言われています。
手取りは減らさず、収入は増やしたーい
そんな扶養の壁問題にさした、私の光明の光💡グッドアイデアー…
「障害者控除とiDeCo、この2つをフル活用すれば、扶養内で稼げる金額って増えるんじゃない?」
だって両方とも“控除”ってついてるし、なんか収入を減らしてくれるイメージじゃないですか。
障害者控除 → 所得から一定額を差し引いてくれる iDeCo → 掛金がそのまま所得控除になる
つまり!「その分扶養の壁も遠ざかるんじゃない?」と。
はい、詳しい方はお気づきですね。
私はここで大きな勘違いをしていたんです。
結論
👉 障害者控除もiDeCoも、どちらも「所得控除」。扶養の壁は変わりません!
そう、控除されるのは「所得」。
でも扶養の判定に使われるのは「収入」。
つまり、「稼げる額=収入」には全く影響しないんです。
具体的にどう違うの?
扶養の壁 → 「年収いくらか」で判定される
控除(障害者控除やiDeCo) → 「課税所得を減らす」ための仕組み
壁を飛び越えられるわけではなく、ぶつかった後の「ダメージ軽減アイテム」って感じです。
扶養の壁ってそもそも何?
ここでおさらい。
実は扶養の壁は色んな種類があります。
103万円の壁:所得税が発生する
106万円の壁:会社によって社会保険加入義務
130万円の壁:夫の扶養から外れる(社会保険)
150万円の壁:配偶者特別控除の満額ライン
201万円の壁:配偶者特別控除が消える
壁だらけ。
ジャンプしてもスライディングしても盾でガードしても消えません笑
ただそこに佇んでいます。
まとめ:壁は遠ざからない
iDeCo → 老後資金を貯めながら節税できる
障害者控除 → 税金が減る
でも!
👉 扶養内で稼げる額(=収入上限)が増えるわけではない。
私の浅はかな思いつきは砕かれたのでした。悠々自適フリーランスライフへの道のりは、まだまだ遠そうです。
※これは私が「こうじゃない?」と思って調べた結果をまとめた記事です。
正しいかどうかは必ずご自身で確認してください。
もし「ここ違うよ!」っていうところがあればぜひ教えてください!